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ごく普通の毎日


by nyph

不死身のアイツも年には勝てん

今日、古城公園へ行ってみたら紅葉がきれいでした。

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まだまだ見頃には早いところも。これからもっと綺麗になるでしょう!

そんな今日、家の犬はとても元気でした。
というのも、久々の晴れ!!
今までず~っと雷雨とか嵐とか荒れに荒れてた北陸地方です。



なので朝から外に出して日光浴。
その隙に歯磨きやら耳掃除やら、毛のカットとか目を綺麗にしたりとかやりまくりました。
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この時は屋根の関係で影になっちゃってるけど・・・。

ていうか、生まれて初めて歯磨きしたよ!
とにかくどこ触っても嫌がるからあんまりケアとかしたことなかったのに、今では何をしても無反応。嬉しいやら悲しいやら。
お腹の毛なんて切るどころか触ることさえ不可能に近かったのに。
でも歯は綺麗に全部あったし、耳も意外に綺麗で驚いた。

そして今日は「立たせて~!」ってよく鳴いた!
たぶん3、4回?そしたら身体を起こしてあげて、今日は私の足の間に挟んで身体を支えてたらその足の周りをグルグル回ろうと必死。シッポ振ってなんだか嬉しそう。
「立てた~!」って感じ?
暖かくて気分も良かったっぽい(^ー^)

普段は歩けるのなんてほんの何歩か。すぐ力尽きて地面にペタ~ン。
でも今日は結構パタパタ歩いててびっくり!嬉しい!
でも興奮して心臓に負担がかかったのか「ふ~ふ~」って息してるし。
でも立たせてあげないとず~っと「うぉ~ん!うぉ~ん!」って鳴くんだよなぁ。

クッキーも寝ながらも食べたし、安心してたんだけど夕方また鳴いてたから散歩みたいな感じで田んぼの周り歩いてみようとさせたけど全然足が動かない。
結局抱っこして帰ったけど、その時の顔が「情けないよ~歩けないなんてよ~・・・。」って風に見えて・・。

そしてその後食事をあげた時、私が一番恐れていたこと「食欲が無くなる」をついに目の当たりにして、最期の時が近づいてるんだなと思うと涙が止まらな~い・・・。

その後、大好きな牛乳を温めてあげるもほんのちょ~っとしか飲まない。
なんで?どうして?
つい2、3日前までガブガブ飲んでたのに。

覚悟はしてたのに、悲しくて悲しくて涙が溢れてきてしょうがない。もう泣いてるんだか今ひいてる風邪なんだかもう顔面ぐちゃぐちゃ。「気分を変えないと!」とお風呂に入るもまた鳴いてる!
裸で慌てて見に行く!たぶん排泄だ~。こんな時までちゃんと「したい~」って鳴く君は偉い!偉い犬だよ~。
犬って絶対寝床を汚したくないらしいね。シートひいてあるから大丈夫なんだけど、なんて犬は分かんないか、はは。

そっから、なんかもうそろそろかもね・・って話になって今日から家に入れることにしました。
ペットボトルにぬるま湯入れて湯たんぽ代わりに。

肉球が今までに無いくらい冷え切っていて、かわいそう。
「アオ~ン」って鳴くのがなんか寂しそうで、つらい。

ここまで長生きしたんだし、もういつ逝ってもいいよ!なんて明るく思ってたのにやっぱこんなに弱っていく姿を毎日見てるとつらい。
もう覚悟はできてるつもりだけど、立つこともできないなんてかわいそすぎる。

「心細いのかな~」「最期を看取って~って言ってるのかな」「歩きたいの?」「お腹空いた?」
喋れたらどんなにいいかな。

血が通ってないような冷酷な父も心配そうに名前を呼んでる。
だって18年。18年も家族として暮らしてきたのに、もうすぐいなくなるなんて。

風邪のせいなのか頭はモーローとしてます、え!たった今、大好きな牛乳をまた飲んだらしい!
嬉しい~。

とにかくついらい思いはさせたくない~ただただ穏やかに送ってあげたい。みんなの願いです。

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by nyph | 2012-11-16 21:18 | 老犬物語+猫 | Comments(0)